XAMPPのインストール
PHPでWEBアプリを開発する際、ApacheとPHPモジュールをインストールし設定をいろいろいじるという面倒な作業が必要ですが、今回は必要なものを一括で用意できるXAMPPをインストールしてみたいと思います。
XAMPPとは
Apache、MySQL、PHP、Perlと MySQLの管理ツール phpMyAdmin などが一括でインストールできるパッケージ。
個々のインストールや設定が必要ないのでPHPの開発実行環境を用意するときなど手軽で便利。
XAMPPの入手
https://www.apachefriends.org/jp/index.html
よりダウンロードする。
xampp-win32-5.6.3-0-VC11-installer.exe
XAMPPのインストール
とりあえず全部デフォルト設定でインストールします。使用したOSはWindows7です。
xampp-win32-5.6.3-0-VC11-installer.exe
をダブルクリックし、インストーラを起動、特に設定を変えずにインストールを進めていきます。
インストールが完了すると、スタートメニューにXAMPPが追加されます。
XAMPP Control Panel を選択し、XAMPPの管理画面を起動します。
サービス起動時にセキュリティの警告が出るので、「アクセスを許可する」をクリック。
Apacheの起動確認
ブラウザで http://localhost/ を表示。Apacheが起動されていれば http://localhost/xampp/splash.php にリダイレクトされて、以下画面が表示される。
XAMPPのインストール先がデフォルトのままの(C:\xampp)場合、
・Apacheのconfフォルダ(設定ファイルフォルダ)
C:\xampp\apache\conf
・Apacheのドキュメントルート
C:\xampp\htdocs
となる。
次に、phpの動作確認を行う。
ドキュメントルート直下にテキストファイルを新規作成し、ファイル名を info.php とする(拡張子が.phpであれば任意のファイル名でよい)。ファイルをテキストエディタで開き、以下の内容を記述、保存する。
<?php
phpinfo();
?>
ブラウザで http://localhost/info.php を開き(ファイル名をinfo.phpとした場合)、以下画面が表示されればOK。
MySQLの起動確認
コマンドプロンプトよりMySQL接続を確認する。
スタートメニューの アクセサリー → コマンドプロンプト でコマンドプロンプトを開き、
cd C:\xampp\mysql\bin
mysql -u root -p
のコマンドを打つ。パスワードを求められるので、何も入力せずにenter。
接続を切る場合は、
mysql> exit
と打つ。